お知らせ
第1回懇談会 開催のご案内
2025.06.02
2025年7月3日(木)13時半より北海道大学GX先導研究センター第1回懇談会を開催いたします。
初回となる懇談会では「GX時代の陸上養殖と資源循環」をテーマに、水・エネルギー・副産物といった多様な資源の循環活用に焦点を当て、微細藻類の培養、アクアポニックスの展開、再生可能エネルギーの統合、そしてこれらを支える金融・制度的支援といった多面的なアプローチを通じて、GXの具現化に向けた共創モデルを探ります。 特に北海道をはじめとする地域では、酪農と水産業のあいだで資源利用が分断されており、バイオ液肥の過剰発生や環境負荷といった課題が顕在化しています。こうした課題に対し、畜産副産物を微細藻類の培養に活用する技術や、資金調達や事業連携によって循環を生み出す取組が進みつつあります。 研究、技術地域実践、そして金融の連携によって、どのようにGXを社会に根付かせていくのか。懇談会を通じて、多様な立場からの知見と対話を深め、実装可能な未来像を描いていきます。
開催概要
日 時:2025年7月3日(木)13時30分~17時05分 ※終了後、名刺交換会を実施します(30分程度)
会 場:北海道大学 大学院獣医学研究院 講義棟1階 講堂(札幌市北区北18条西9丁目)
定 員:100名(参加費無料)
申 込:こちら
締 切:6月26日(木)17時00分まで
主 催:北海道大学 グリーントランスフォーメーション(GX) 先導研究センター
共 催:北海道大学 大学院工学研究院 寄附分野循環イノベーション分野/北海道大学 地域水産業共創センター
問合せ:北海道大学GX先導研究センター(GXC) 事務局 info_gxc※eng.hokudai.ac.jp ※を@に変更してください。
プログラム
プログラム
13:30 – 13:40 開会挨拶・趣旨説明
北海道大学 GX先導研究センター センター長 幅崎 浩樹
13:40 – 14:05 「Manure to X (MtX): 微細藻類で繋がる窒素循環と脱炭素」
北海道大学 大学院工学研究院 教授 石井 一英
14:05 – 14:30 「陸上養殖の効率化とGX 化支援:養殖シミュレータとLCA の活用」
北海道大学 大学院水産科学研究院 准教授 高橋 勇樹
14:30 – 14:55 「サーキュラーエコノミーシステムによる持続可能な社会」
有限会社 幸和商事 メタン発酵技術アドバイザー 大吉 武 氏
14:55 – 15:15 休憩
15:15 – 15:40 「アクアポニックスによる閉鎖循環型陸上養殖の最新動向とGX への貢献」
株式会社プラントフォーム 代表取締役 CEO 山本 祐二 氏
15:40 – 16:05 「銀行の新しい姿。脱炭素と資源循環の取組み」
株式会社三井住友銀行法人戦略部 サステナブルソリューション室長 乙地 大輔 氏
16:05 – 17:05 パネルディスカッション
モデレーター:北海道大学 公共政策大学院 教授 中山 隆治
17:05 - 名刺交換会