北海道大学グリーントランスフォーメーション先導研究センター

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北海道から世界へ
知のGX拠点
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from 2025 to 2050
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幅﨑 浩樹

共創する知のGX拠点:
カーボンニュートラルを北海道から世界へ

北海道大学GX先導研究センター長
大学院工学研究院長・工学部長

幅﨑 浩樹

北海道は、太陽光、風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーに恵まれた地域であり、国内随一の賦存量を生かしてグリーントランスフォーメーション(GX)産業の集積が期待されています。気候変動による異常気象、海面上昇や生態系の破壊などが深刻化する中、人類の英知を結集してGXを推進し、カーボンニュートラルの実現へ向かっていく必要があります。持続可能なwell being社会の実現を目指す本学は、GX推進を教育研究の柱のひとつと位置付け、全学的な取組として推進する「知のGX拠点」として当センターが設置されました。
北海道の豊富な再生可能エネルギーを有効に活用し、GXのモデル地域として北海道を発展させ、これを世界に展開していくには、文理を問わない学内の様々な分野の研究者と産業界、自治体、省庁、金融機関が密に連携する必要があります。カーボンニュートラル実現のための技術的ブレークスルーの達成、そしてFITのような政策および投資が新たな技術の社会実装を後押しする体制が求められます。GX推進の技術、政策、経済に関係する関係各位が情報交換、意見交換する場を提供することも当センターは目指します。幸い、本学にはGX分野を広くカバーする研究者を擁し、多くのGX研究成果が生まれています。当センターではGX研究の卓越性(Excellence)を高めるとともに、その社会実装(Extension)に向けた取組を加速してまいります。
自然との共生をはかり、カーボンニュートラルを実現し、持続可能なwell being社会を子孫に残すための時間はそれほど多くありません。その思いを当センターのロゴマークに砂時計のイメージで表しています。ロゴマークに込めた思いを多くの方と共有し、GXの推進に努めてまいります。

センターの目的

本センターは、脱炭素成長型地域経済の構築を着実に実現するためのエネルギー・地球環境に関する総合科学を発展させ、GX教育研究拠点として、卓越研究の推進、産官学連携プラットフォームの構築、そして次世代GXリーダー人材の育成を行い、気候変動を抑制し、持続可能な社会の構築に不可欠なCNの実現に貢献することを目的としています。

GXが先導する卓越研究の推進と地域創生への展開

GXが先導する卓越研究の推進と地域創生への展開